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ARRAY関数で配列を使用したVBAのサンプルと、作成したコードの解説を掲載しています。




ARRAY関数とは?

ARRAYは配列に一度にデータを格納することができる関数です。

作成された配列のインデックスは0から始まります。

構文

ARRAY(arglist)




ARRAY関数の使用例

作成したVBAの実行画面

B列のセルに番号を、C列に配列に入れるデータを入力しています。

データは文字列と数値にしています。

コマンドボタンを配置し、クリックイベント内にVBAを入力します。

[番号?]ボタンをクリックするとARRAY関数を使用し、C列のデータを配列に格納します。

ARRAY関数を使用し、C列のデータを配列に格納します

次に、何番のインデックスを配列から取り出すかをInput関数で入力してもらいます。

Input関数で入力してもらいます

指定した番号の配列データがMsgBox関数で表示されます。

MsgBox関数で表示されます

ARRAY関数を使用したVBAの入力画面です。

ARRAY関数を使用したVBAの入力画面

ARRAY関数を使用したVBA

Option Explicit

Private Sub CommandButton1_Click()
    Dim i As Long
    Dim ar As Variant
    Dim ret As Variant
    
    ar = Array(Range("C4"), Range("C5"), Range("C6"), Range("C7"), Range("C8"), Range("C9"), _
         Range("C10"), Range("C11"), Range("C12"), Range("C13"))
        
    ret = InputBox("何番?")
    
    If ret = "" Then
        Exit Sub
    End If
    
    If IsNumeric(ret) = False Then
        MsgBox "数値を入力してください"
        Exit Sub
    End If
    
    If ret < 1 Or ret > 10 Then
        MsgBox "1〜10までの数値を入力してください"
        Exit Sub
    End If
        
    MsgBox "選択されたデータは " & ar(ret - 1) & " です。"
End Sub


VBAの説明

変数は宣言し使用します

Option Explicit

コマンドボタンクリックイベント

Private Sub CommandButton1_Click()

変数 i を宣言

Dim i As Long

変数 ar を宣言

Dim ar As Variant

変数 ret を宣言

Dim ret As Variant

ARRAY関数で変数arにデータを格納する

ar = Array(Range("C4"), Range("C5"), Range("C6"), Range("C7"), Range("C8"), Range("C9"), _

Range("C10"), Range("C11"), Range("C12"), Range("C13"))

INPUT関数で番号を入力する

ret = InputBox("何番?")

キャンセルが押された場合は終了する

If ret = "" Then

Exit Sub

End If

数値でなければメッセージを表示し終了する

If IsNumeric(ret) = False Then

MsgBox "数値を入力してください"

Exit Sub

End If

インデックスが1以下か10以上ならばメッセージを表示し終了する

If ret < 1 Or ret > 10 Then

MsgBox "1〜10までの数値を入力してください"

Exit Sub

End If

ARRAY関数で格納されたインデックスのデータを取り出し表示する

MsgBox "選択されたデータは " & ar(ret - 1) & " です。"

End Sub


次に「Right関数 VBAでの使用例」を掲載していますので参照してください。









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