セルの文字を斜体にするには、FontオブジェクトのItalicプロパティを使用します。

斜体にするには、Italicプロパティを「True」にします、解除するには「False」にします。

セルの文字を斜体にする方法

VBA入力画面
文字を斜体にするVBAコード

入力したコードです。

Sub セルの文字を斜体にする()
    Sheets("Sheet1").Select
    Range("B3").Font.Italic = True
    Cells(5, 2).Font.Italic = True
End Sub

Sub セル範囲の文字を斜体にする()
    Sheets("Sheet1").Select
    Range("B3:C5").Font.Italic = True
    Range(Cells(3, 6), Cells(5, 7)).Font.Italic = True
End Sub

Sub セル範囲の文字を斜体にしない()
    Sheets("Sheet1").Select
    Range("B3:j5").Font.Italic = False
End Sub

プログラムの説明


Subプロシージャの宣言
Sub セルの文字を斜体にする()
シートを選択する
Sheets("Sheet1").Select
Rangeプロパティでセルを指定し、斜体にする
Range("B3").Font.Italic = True
Cellsプロパティでセルを指定し、斜体にする
Cells(5, 2).Font.Italic = True
プロシージャの終了
End Sub
Subプロシージャの宣言
Sub セル範囲の文字を斜体にする()
シートを選択する
Sheets("Sheet1").Select
Rangeプロパティでセルの範囲を指定し、斜体にする
Range("B3:C5").Font.Italic = True
RangeプロパティとCellsプロパティでセルの範囲を指定し、斜体にする
Range(Cells(3, 6), Cells(5, 7)).Font.Italic = True
プロシージャの終了
End Sub
Subプロシージャの宣言
Sub セル範囲の文字を斜体にしない()
シートを選択する
Sheets("Sheet1").Select
Rangeプロパティでセルの範囲を指定し、斜体を解除する
Range("B3:j5").Font.Italic = False
プロシージャの終了
End Sub

マクロの実行画面

セルを斜体にするには「セルの文字を斜体にする」を実行します。
セルの範囲を斜体にするには「セル範囲の文字を斜体にする」を実行します。
斜体を解除するには「セル範囲の文字を斜体にしない」を実行します。
マクロの実行画面

「セルの文字を斜体にする」マクロの実行結果
2つのセルが斜体になっています。
「セルの文字を斜体にする」マクロ

「セル範囲の文字を斜体にする」マクロの実行結果
2つの範囲が斜体になっています。
「セル範囲の文字を斜体にする」マクロ

「セル範囲の文字を斜体にしない」マクロの実行結果
斜体がなくなりました。
「セル範囲の文字を斜体にしない」マクロ

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