セルの文字色を変更する：Excel（エクセル）マクロ

セルの文字色を変更するには、FontオブジェクトのColorプロパティを使用します。

指定色はRGB関数か色定数を使います。

■RGB関数
構文 ： RGB(Red, Green, Blue)

• Red： 赤の割合を0〜255の整数で指定します
• Green： 緑の割合を0〜255の整数で指定します
• Blue： 青の割合を0〜255の整数で指定します

■色定数

• vbBlack　黒
• vbRed　赤
• vbGreen　緑
• vbYellow　黄
• vbBlue　青
• vbMagenta マゼンタ
• vbCyan　シアン
• vbWhite　白

セルの文字色を変更する方法

VBA入力画面


入力したコードです。

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Sub セルの文字色を変更する()
    Sheets("Sheet1").Select
    
    Range("B3").Font.Color = vbRed
    Cells(5, 2).Font.Color = RGB(255, 0, 0)
End Sub

Sub セル範囲の文字色を変更する()
    Sheets("Sheet1").Select
    Range("B3:C5").Font.Color = vbBlue
    Range(Cells(3, 6), Cells(5, 7)).Font.Color = RGB(0, 0, 255)
End Sub

Sub セル範囲の文字色を戻す()
    Sheets("Sheet1").Select
    Range("B3:j5").Font.Color = vbBlack
End Sub

プログラムの説明

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Subプロシージャの宣言
Sub セルの文字色を変更する
シートを選択する
Sheets("Sheet1").Select
Rangeプロパティでセルを指定し、色定数で文字色を変更する
Range("B3").Font.Color = vbRed
Cellsプロパティでセルを指定し、RGB関数で文字色を変更する
Cells(5, 2).Font.Color = RGB(255, 0, 0)
プロシージャの終了
End Sub
Subプロシージャの宣言
Sub セル範囲の文字色を変更する()
シートを選択する
Sheets("Sheet1").Select
Rangeプロパティでセルの範囲を指定し、色定数で文字色を変更する
Range("B3:C5").Font.Color = vbBlue
RangeプロパティとCellsプロパティでセルの範囲を指定し、RGB関数で文字色を変更する
Range(Cells(3, 6), Cells(5, 7)).Font.Color = RGB(0, 0, 255)
プロシージャの終了
End Sub
Subプロシージャの宣言
Sub セル範囲の文字色を戻す()
シートを選択する
Sheets("Sheet1").Select
Rangeプロパティでセルの範囲を指定し、文字色を黒に戻す
Range("B3:j5").Font.Color = vbBlack
プロシージャの終了
End Sub

マクロの実行画面

セルの文字色を変更にするには「セルの文字色を変更する」を実行します。
セルの範囲の文字色を変更するには「セル範囲の文字色を変更する」を実行します。
文字色を黒にするには「セル範囲の文字色を戻す」を実行します。


「セルの文字色を変更する」マクロの実行結果
２つのセルの文字色が赤になっています。


「セル範囲の文字色を変更する」マクロの実行結果
２つの範囲の文字色が青になっています。


「セル範囲の文字色を戻す」マクロの実行結果
文字色が黒になりました。


Excelマクロのサンプルファイル：フリーダウンロード

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