InputBox関数とは
InputBox関数を使うと、ユーザーに入力させるダイアログボックスを表示させることができます。
構文: InputBox(Prompt,[Title],[Default],[XPos],[YPos],[HelpFile],[Context])
引数の説明 (引数とは、関数に渡すパラメータ[括弧内の変数]です)
- Prompt : (省略不可) ダイアログボックスに表示する文字列を指定します。 例: データを入力してください
- Title : (省略可) ダイアログボックスのタイトルを指定します。
- Default : (省略可) ダイアログボックスが開いた時に、入力欄に初めから表示させる値を指定します。
- XPos、YPos : (省略可) ダイアログボックスを表示させる、XY座標を指定します。
- HelpFile : (省略可) ヘルプファイルを指定します。
- Cobtext : (省略可) ヘルプファイルのページを示す、IDを指定します。
InputBox関数の使用例
「InputBoxの使用例」のプロシージャを作成しました。
1番目のInputBox : Prompt、Title を指定しています。
2番目のInputBox : Prompt、Title、Default を指定しています。
3番目のInputBox : Prompt、Title、Default、XPos、YPos を指定しています。
入力したコードです。
InputBox関数で入力された値は、B4からB6セルに表示されます。
Sub InputBoxの使用例()
Dim s As String
s = InputBox("B4セルに入力する文字を入力してください", "入力1")
ActiveSheet.Range("B4") = s
s = InputBox("B5セルに入力する文字を入力してください", "入力2", Default:="エクセル")
ActiveSheet.Range("B5") = s
s = InputBox("B6セルに入力する文字を入力してください", "入力3", XPos:=1000, YPos:=500)
ActiveSheet.Range("B6") = s
End Sub
InputBox関数の実行
マクロから「InputBoxの使用例」を実行します。
1番目のInputBox
2番目のInputBox
入力欄に初期値の ”エクセル” が表示されています。
3番目のInputBox
通常表示位置はシート上ですが、XPosとYPosを指定することで、このように位置をリボン上に指定することができます。
Excelマクロのサンプルファイル:
フリーダウンロード
Copyright (C) excel.usefulhp.com All rights reserved.