算術演算子の種類

算術演算子とは、算術を行う記号のことです。よく使う+(プラス)や-(マイナス)などのことです。
Excelマクロには下記の種類があります。

記号 内容
+ 加算 : 2つの数値の和 a + b
- 減算 : 2つの数値の差 a - b
* 乗算 : 2つの数値の積 a * b
/ 除算 : 2つの数値の商 a / b
\ 整数除算 : 2つの数値の商を整数で返す a \ b
mod 剰余 : 2つの数値を除算し剰余を返す a mod b
^ 累乗 : べき乗 a ^ b

算術演算子の使用例

「MyCalc」のプロシージャを作成しました。

InoutBox関数で2つの数値を入力し、その数値で算術演算子を使い計算します。1


入力したコードです。
MsgBox関数で順に結果を表示します。

Sub MyCalc()
    Dim n1 As Long
    Dim n2 As Long
    
    n1 = InputBox("1つ目の数値を入力してください。")
    n2 = InputBox("2つ目の数値を入力してください。")
    
    MsgBox "加算: " & n1 + n2
    MsgBox "減算: " & n1 - n2
    MsgBox "乗算: " & n1 * n2
    MsgBox "除算: " & n1 / n2
    MsgBox "整数除算: " & n1 \ n2
    MsgBox "剰余: " & n1 Mod n2
    MsgBox "累乗: " & n1 ^ n2
End Sub

MsgBox関数の実行

マクロから「MyCalc」を実行します。


1番目のInputBoxを使った数値入力
数値以外ではエラーになるので、必ず数値を入力してください。
又、大きな数値を入力した場合オーバーフロー エラーになります。


2番目のInputBoxを使った数値入力


加算の結果


減算の結果


乗算の結果


除算の結果


整数除算の結果


剰余の結果


累乗の結果


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