IF関数とは
IF関数とは、条件式で判定した結果が真の場合と偽の場合に返す値を指定できる関数です。日本語でいうと「もし○○ならば△△、そうでなければ□□」になります。
IF関数内でさらにIF関数を使うネスト(入れ子)構造で使用することもできます。
IF関数には下記のステートメントがあります。
- If 〜 Then
- If 〜 Then Else
- If 〜 Then Elseif
IF関数の使用例
「MyIF関数」のプロシージャを作成しました。
InoutBox関数で数値を入力し、その数値をIF関数で判定します。判定結果はMsgBox関数で返します。
- 1つ目のIF関数 : If 〜 Thenステートメントを使用しています。
- 2つ目のIF関数 : If 〜 Then Elseステートメントを使用しています。
- 3つ目のIF関数 : If 〜 Then ElseIfステートメントを使用しています。
- 4つ目のIF関数 : If 〜 Then Elseステートメント内でネスト構造を使用しています。
入力したコードです。
Sub MyIF関数()
Dim n1 As Long
n1 = InputBox("数値を入力してください。")
If n1 > 10 Then
MsgBox "入力値は10より大きいです。"
End If
If n1 > 10 Then
MsgBox "入力値は10より大きいです。"
Else
MsgBox "入力値は10以下です。"
End If
If n1 > 10 Then
MsgBox "入力値は10より大きいです。"
ElseIf n1 = 8 Then
MsgBox "入力値は8です。"
ElseIf n1 = 3 Then
MsgBox "入力値は3です。"
Else
MsgBox "入力値は10以下です。"
End If
If n1 > 10 Then
MsgBox "入力値は10より大きいです。"
Else
If n1 = 8 Then
MsgBox "入力値は8です。"
End If
If n1 = 3 Then
MsgBox "入力値は3です。"
End If
End If
End Sub
IF関数マクロの実行
マクロから「MyIF関数」を実行します。
数値を入力します。
数値以外を入力するとエラーになります。必ず数値を入力してください。
ここでは、1つ目の数値に3を入力しました。
IF関数で条件に合った結果がMsgboxで表示されます。
入力値は10以下です。
入力値は3です。
入力値は3です。
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