国民の祝日を表示するやり方は、祝日の日付と祝日名を別表に登録しておき、VLOOKUP関数でカレンダーの日付を検索し、見つかれば祝日名を表示します。
なので国民の祝日に限らず、会社の休日や家族の誕生日なども表示することが可能です。
VLOOKUP関数とは、指定した列の範囲を縦方向に検索し、見つかれば対応する位置のデータを返す関数です。
見つからなければ#N/Aエラーになるので、ISERROR関数とIF関数で判定しエラーの場合は空白になるようにします。
VLOOKUP関数の構文:
=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, [検索の型])
次のExcel技「放送局:ドラマ名」を「放送局」「ドラマ名」に分ける」も参照してください。
C2に指定する年、C3に指定する月を入力し、自動的に日付を表示させるカレンダーです。
このカレンダーのC列に「国民の祝日」を表示させます。
別のシートに、日付と祝日の名前を入力したテーブルを作成します。
このテーブルから日付を検索し、もしマッチすれば祝日名をカレンダーに表示させます。
使用する関数は、エラーかどうか判定するISERROR関数、検索するVLOOKUP関数、条件判断するIF関数を使います。
日付を国民の祝日テーブルから検索し、見つかれば祝日名を表示させ、見つからなければエラーになるので空白にします。
入力した数式:
=IF(ISERROR(VLOOKUP(B5,Sheet2!$B$3:$C$17,2,0)),"",VLOOKUP(B5,Sheet2!$B$3:$C$17,2,0)) |
2013年5月の祝日を表示させたカレンダーです。
2013年1月のカレンダーです。
1月の祝日の「元旦」と「成人の日」が表示されています。