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時間の合計が24時間を超えた場合に、正しく表示するユーザー定義の方法を掲載しています。




時間の合計が24時間を超えると、表示がおかしくなり、24時間単位での余りになってしまいます。

例えば、合計が39時間になるはずなのに15時間、合計が51時間になるはずなのに3時間と表示されます。

これを正しく表示するには、セルの書式設定でユーザー定義をする必要があります。

ここでは「hh:mm」と「hh時mm分」と表示する方法を掲載しています。

セルの書式設定の手順

  1. 設定するセルを選択します。
  2. リボンの「ホーム」-「表示形式」コンボボックス-「その他の表示形式」をクリックします。
  3. これでセルのセルの書式設定ダイアログボックスが開きます。
    書式設定ダイアログボックスを開く方法は、右クリックし表示されるメニューから行うなど、他にも方法があります。
  4. 表示形式タブで、分類からユーザー定義を選択します。
  5. 種類に定義する書式を入力します。
  6. [OK]ボタンをクリックし設定完了です。

作成したExcelファイルを、無料でダウンロードできるのでご利用ください。

次のExcel技「取引先一覧の郵便番号の頭に「〒」をつける」も参照してください。



時間の合計が24時間を超えた場合のユーザー定義の方法

Excel勤務時間表

一週間分を入力した、Excel勤務時間表です。

この勤務時間をSUM関数で合計していますが、1:15になっています。

これは24時間表示になっていないためです。合計時間が正しく表示されるようにします。

Excel勤務時間表

その他の表示形式を実行

勤務時間の合計セルに移動し、リボンの「ホーム」-「表示形式」コンボボックス-「その他の表示形式」をクリックします。

その他の表示形式を実行する

セルの書式設定ダイアログボックス

表示形式タブの分類をユーザー定義にし、種類に [hh]:mm と入力します。

「hh時mm分」と表示するには [h]"時間"mm"分" と入力します。

[ ] を使うことで24時間表示になります。

セルの表示形式をユーザー定義にする

24時間表示にしたExcel勤務時間表

勤務時間合計が、1:15 から 49:15 となり正しく表示されるようになりました。

24時間表示にしたExcel勤務時間表

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